おけいさんと安倍なつみ#02

エレンさん(id:eal)のところで知ったのですが、「おけいさんと安倍なつみ(モーニング娘。)」のキーワードが何故か削除対象にされていました。「言及数が少ない」ことが削除の理由になるそうですが、是非はともかく(僕は結構、今になってみれば肯定派ですが)なっちのこれまでの活動の一つとして重要なものですので、削除対象の処理を取り消しておきました。キーワードに対してそこまで強い思いは無いのですが、しかしなっちの大切なキャリアの一つを示す言葉が削除対象になっているのはどうにも腑に落ちないし、不愉快なものでした。あまり言及されないような、一般的にはマニアックな言葉でも登録されているということは、「はてなダイアリーキーワード」の意義を深めることにもつながりこそすれ、意義から逸脱したものにはなり得ないと思いますので。
昨日「おけいさんと安倍なつみ(モーニング娘。)」のキーワードについて書きました。削除の処理をされた方がコメント欄に書かれていた理由が淡白だったことと、その方の日記に飛んでも納得できる理由などが見当たらなかったために、「浅い考えで削除されようとしているのだろう」と早計な判断をしてしまっておりました。そのid:UandUさんが日記で細かい考えを書いてくださっています。コメント欄が無いため、TBという形でこちらで考えを述べさせていただきたいと思います。また、上記のような理由で、昨日の更新は些か挑発的な書き方になってしまったことをお詫びしたいと思います。
ここ数日でハロー!に関する懐疑的なキーワードに関してその意義を問うために削除活動をしています。
これについて具体的な例を知りたいと思ったのですが、ハロー系の多くの削除予定キーワードにはid:UandUさんが関わっておられたので、ざっと目を通してみました。またその他に「僕から見て」懐疑的なものについてもいくつか見てみました。 たとえば「お仕置きキボンヌ」などというキーワードについての議論が為されていましたが、これについて「削除」の方向に向かうということは理解できます。スラングとはいえ確かに多く聞かれる言葉です。しかし、その言葉自体について不快感を覚える方が多くいることも事実です。コメント欄での議論を見る限り、id:UandUさんのこのキーワードに関するご意見は納得のいくものでした。 しかし、幾つかの削除理由については納得し難いものもあります。たとえば、「もう出演は無い」「番組が終了した」などの理由。前者のうち、僕の個人的に思い入れのあるキーワードは「慎吾ママ娘。」「ミニマム矢口」「コンサドーレ安倍」など。後者は「あなやぐ」が該当します。これらを削除することに不満があるというよりは、削除理由について納得が出来ないということです。 これらのキーワードはファンのブログにおいて使用されることが殆どであると思いますが、過去のことについて「思い出」として言及することもあると思います。したがって、「過去のものである」ということが削除の理由にはならないと思います。 あるいは、僕には文意を判断しかねるのですが、「言及数が少ない」、「しかも過去のものであるから、今後言及数が増えるとも考え難い」という意味で、「言及数が少ない」という削除理由を補う意味で「過去のものだから」という理由を挙げられているのでしょうか。それならば、その理屈は理解できます。しかしそうなると、「言及数が少ない」ことをすべての場合において「削除」に直結させていいのだろうかという問題があります。もっとも、id:UandUさんは、
では逆に当方の主観で削除に迷う場合を説明すると、仮に言及数が少なくとも辞書的な意味合いが強い。モデレーションにて受け入れられていると思える票を得ている。といったケースです。
と基準を述べられています。そして、それらの基準を満たしていない、有用性に乏しいと思われるキーワードについては、
では逆にこのキーワードを「有用」とするにはどうすべきか?それは辞書的な意味合いを付加しモデレーションにプラス票を投じる。という手段です。
と書かれています。これらは非常に明快で、十分に理解できるものです。しかし、それならば今回の「おけいさんと安倍なつみ(モーニング娘。)」のように有用性を持たせる余地が多くあるものについて削除の方向に向かう必要は無いと思います(もちろん有用性を持つ状態に無かったという点で僕にも責任の一端はあります。最後に述べますが)。「現時点で有用性が無いと判断し得る」ものでも、「今後有用性をもたせ得る余地がある」と考えられるもので、なおかつ前述の「お仕置きキボンヌ」のように一部の人を不快にさせる恐れの無いものについては、「積極的削除」はすべきでないと思います。id:UandUさんがそのキーワードに追記して「有用性を持たせて」くださいましたが、まさにそのようにすることが可能なものは、これから追記が為されるなどしてポジティブな方向へ向かう余地があるのですから。 次に、略称と正式表記の並存についてですが、あくまで「公式」な正式表記があるものに関しては正式表記を削除すべきでなく、また主たる説明文はそこに書かれるべきであると考えています。しかし、正式表記よりも略称の方が多く使われると思われるものについては、略称から正式表記に誘導するようにして特に問題は無いのではないでしょうか。そのような理由から、「おけいさんと安倍なつみ」という略称のキーワードを削除することについても、いまいち納得ができません。一応まだ猶予期間がありますので、今すぐに削除予定を修正することはしませんが。
キーワードはただ網羅するだけでなく、内容について自ら調べ記述し育てることで、その価値を高めることが出来るものと思います。
このことについては前述のとおり、非常に共感できるのですが、
逆に言えばリンク抽出目的だけと思えるキーワードの場合、その用を成していなければ削除されても仕方無いのではないでしょうか。
これについては論点がずれているのではないかと感じました。「削除されても仕方ないかどうか」ではなく「削除すべきかどうか」で判断すべきではないでしょうか。「削除ありき」になってしまっては本末転倒ではないかと思います。繰り返しになりますが、現時点では不完全であっても、有用性を持たせ得るものについては残すべきでしょう。 また、「リンク抽出」ということ自体にも大きな意味があると思います。僕自身、はてなダイアリーキーワードについては、同じキーワードを話題にしている他の日記を見るために、リンク抽出の機能を最も多く利用しています。辞書的な意味合いで使用することは稀です(辞書的な意味合いをつけることを疎かにしていいという意味ではもちろんありませんが)。専ら「リンク抽出機能によって同じテーマの日記を探す」という意味でキーワードを利用している方も多いのだということは考慮すべきではないかと思います。 ここまでのことについては、論理が混乱してしまいかねないため、僕自身の責任を棚上げにして書かせていただきました。僕自身の責任について述べると、「異議を唱える割に、容易に追記できることがらを書いて辞書的意味を持たせようという努力を怠っている」「リンクスコアのボタンも押されていない」というご指摘はごもっともです。これは僕が反省すべき点です。安倍なつみさんやその周囲のキーワードについては思い入れも深く、持つ知識も多いので、使用したり目にする機会があればボタンを押したり、また時間があれば内容を検討するようにしてはいるのですが、このキーワードについてはそれをしておりませんでした。申し訳ありません。また、加筆についてもキーワードに関しての客観情報をほぼ全て網羅していると思います。ありがとうございました。 ところで、差し出がましいようですが、削除の処理をする際にはもう少し多く理由を付記するとか、あるいは日記に予め自分なりの全てのキーワード編集に共通する基準をまとめておいたほうがいいのではないかと思います。確かに削除の処理をすれば、過去のそのキーワードの編集者へ通知はされますが、特に編集の必要を感じてはいなくともそのキーワードを使用していた方には通知されませんし。当然参照済みとは思いますが、はてなのヘルプにも
また削除操作時には、そのキーワードの作成者や他の編集者に自発的にその意図を説明し、十分に議論を行うよう心がけましょう。
とありますし、せめて個々の削除キーワードについて出来うる限りの説明をコメント欄なり日記なりで行ったほうが良いのでは(そのほうが無駄な諍いも避けられるのでは)、と個人的には感じました。 最後になりますが、今回のことについては日記にて丁寧な説明・ご意見を述べていただきありがとうございました。「おけいさんと安倍なつみ」(略称の方)のキーワードについては、色々なご意見を伺ってからまた考えたいと思います。 (ちょっと論理がわかりにくい部分もあったかもしれません、すみません。不明の点はご指摘ください)

■ キーワード2 22:30

<以下では「キーワード」=「ハロプロ系キーワード」の意で使っています> id:UandUさんにTBをいただいたのですが、どうも噛み合っていない気がします。ここのところ、ハロプロ関係のキーワードに関する論議が為されていたというのも、非常にうっすらとしか知りません。「どこで・どのように」話し合われていたのかもよくわからん。エレンさん(id:eal;何度も引き合いに出してすみません)のところでちょくちょく見かけたのみです。 僕の活動範囲が狭いのが原因かもしれません。が、我がサイトなど比較にもならないほど多くの方に読まれているような周囲の他サイトさんなどでも(折しも今日の冒頭に「はてな地図」のリンクを貼りましたが)そういった話題を一切見かけたことがありません。管理人の方が、「キーワードについてはノータッチ」という方針なのかもしれませんけど、噂の片鱗すら聞こえてきません。今も色々と探してみたのですが、断片的なものしか拾えませんでした。 ほぼ毎日「はてな」を中心に活動している僕がこの状態であるというのは、なんだかずいぶん「閉ざされた論議」であったのだろうなという印象を、ごく個人的にではありますが受けますね。 昨日・今日と触れている内容を含めて、どうもキーワードに対しての働きかけを行うかたがたの多くに、はてなダイアラーの多様性(その中での、「キーワードに対する認識」の多様性)についての意識が希薄ではないかと思います。たとえば根本的な部分では、文中にキーワードリンクが発生することに自覚的な人もいれば非自覚的な人もいます(後者の方がおそらく多いでしょう)。「非自覚的」とは、リンクの発生はもちろん知っているが、あまりそのことに頓着しないということです。しかしそのような方々が実際にキーワードの機能を使っているかどうかというのは別問題であって、実際はリンク抽出機能によって他の日記を巡るということをしている方も多いと思います。 キーワードについて議論をされる方は「キーワードの内容、運用その他」への意識が高いためにそのような議論が起こるのだと思いますが、その外ではまたキーワードについて違ったとらえ方をしている人間も多いのだということへの認識も必要ではないでしょうか。どうにもキーワードの「必要・不要」の判断が、一部の「意識の高い人」の感覚のみに拠っている気がします。キーワードについて議論をして、その結果として何かしらの行動に移すのは素晴らしいことですが、有り体に言えばある意味で「仕切る」ことになるそうした行動の際には「外側の人々」の認識への配慮も必要であると思います。たとえその人々が一見無関心に見えたとしても、「キーワード」は全はてなダイアラーの公共物なのですから。さらに、酷いことを言うように見えるかもしれませんが、「誰も頼んでいないし、それをする義務も無い」のですから。 無責任なようですが、今更過去の議論を隅々までほじくり返して消化し、さらに現在進行形の議論に加わるという労力を負うことは僕には不可能なので、上記の意見を述べるにとどめて、今後キーワードに関する大規模な動きにはノータッチとすることにします。現在僕が関わっている「おけいさんと安倍なつみ(モーニング娘。)」関連を除いて、ですが。

同コメント欄

# makkingkenken 『30000Hitおめー。

大記録古田でも2000Hitですからねw

そんな小冗談はさておき、

「『一部の人を不快にさせる』=削除対象」というのがいまいち腑に落ちませんが(苦笑。

はてなサーバー的にも無限じゃないでしょうから、限りあるなかで、ダイアラーの向上につながる方向性を探していってくださいな

(他人ごとーですいません』

# 青山通り 『キーワード自体共有物ですからね。「『一部の人を不快にさせる』=削除対象」でいいんじゃないですか。

キーワードに関する論議はハロー全体に及んでいる「らしい」ので、他人事で済まないかもしれませんよ』

# UandU 『今し方追記しましたが、私の言うキーワード論議

http://d.hatena.ne.jp/nozorinne/198710

にございます。

キーワードに対しての意識については温度差があるでしょう。興味の無い人にとっては「何でそんな事で血眼の論議してるの?」でしょうし、「お仕置きキボンヌ」を死守している方も居ますし。』

# 青山通り 『なるほど。有難うございます。「論議」と言えるかどうかはともかく、一応あらかた目を通しました。しかしその文脈から生まれた削除基準というものが普遍性を持つわけではありませんし、大多数の「その論議を知らないユーザー(ハローのファン)」の存在・意識も考慮すべきだということです。「温度差がある」のは当然ですが、いざ大規模な削除に踏み切るのであれば、何らかの形で他のユーザーに広く知られるようにする努力をすべきだと言っているのです。そのような議論が為されていたこと自体、大多数のはてなにおけるハローのファンが知らないことですし、その状態のまま、その議論の延長として「共有物」であるはずのはてなキーワードの大規模な削除を始めることはいかがなものか、という意味です。全てのユーザーに知らせることは不可能であっても、せめて広く知らせる努力はすべきでしょう。少なくとも僕から見て、それが為されているようには見えないということです。』

# 青山通り 『追記します。件の論議の内容を知る人と知らない人では、前提となる削除基準の定め方への認識にかなりの差があるということを感じています。そのため、 UandUさんの示される削除理由に、僕が本文に書いた腑に落ちない部分を多く感じたのだと思います。もっとも、件の論議の内容を読んだ後でもいまいち釈然とするものではありませんが。

そして、日記でもこのコメント欄でも、それらについての回答を十分に頂いていないように感じます。僕の文章がわかりにくい所為かもしれませんが。』

# UandU 『コメントありがとうございます。頂いた意見に関して、日記に再び追記しましたのでよろしければご覧ください。』

# 青山通り 『どうもです。「削除予定にすること」を問題提起として行っているという姿勢は理解できました。丁寧な説明を有難うございました』

もう書くのをやめようと思いましたが、id:UandUさんにコメントを頂いているので、「おけいさんと安倍なつみ(モーニング娘。)」の略称「おけいさんと安倍なつみ」を何故キーワードとして残したいかという理由を、今までに述べたぶんも含め以下に述べます。これは、このキーワードに対して思い入れがあり、また今後使用する可能性があるユーザーとしてのきわめて個人的な意見です。ハロプロ関連のキーワード全体をどうすべきか、などの観点から考えたものではありません。また、突き詰めれば「感情的な意見」ではありますが、「安倍さんに関わるキーワードが削除されることが気に食わない」などという単純至極な感情論ではないことを付け加えておきます。 キーワードそのものの意味(正式名称・略称含め)について
  • 第一に、僕にとって「おけいさんと安倍なつみ(モーニング娘。)」というユニットは、色々な意味で大きな衝撃を受けるものでした。
  • したがって、現在活動しているユニットではないとはいえ、安倍さんのキャリアの上で注目すべきものだという認識があります。
  • これは、いつ「過去を振り返る」という意味で使用されてもおかしくないという、「潜在的な言及の可能性がある」ということを意味しています。
言及数の少なさについて
  • 確かに、この数は「過去を振り返る」という意味で今までに触れていない者が殆どであることを意味しています。しかし、(現時点で3〜4ヶ月に1件ですから)仮に1年で3〜4件の言及しかなかったとして、僕個人にとってそれは重要なものです。「他のファンが、今振り返ってみてあのユニットをどうとらえているか」ということには非常に興味があります。
  • また、僕にとって・安倍さんのファンにとってこの3〜4ヶ月は激動の時期(というか「今」行われている活動に対して、とりわけ注目すべき時期)でした。「過去を振り返る」という観点で日記が書かれる機会は、通常に比べてかなり少なかったものと思われます。これは言及数の少なさの一因ではないかと思います。
  • それから、マイナーな話題であっても、それを共有する人を探し出すことができるというのは、この機能の大きなメリットの一つです。
なぜ略称まで残したいのか
  • 「(モーニング娘。)」は非常に省かれやすい部分です。まして安倍さん自身が現在モーニング娘。に所属していないため、より省かれやすくなると思われます。このような場合もフォローしたいということです。もともと言及数の少ないキーワードであるから、尚更です。
  • 「リンクを望むならば正式名称で書けばよい」という見方もできますが、実際にそこまでキーワードリンクに自覚的に、また神経質になっているユーザーは少ないように見えます。「何気なく使ったキーワードが、たまたまリンクされた」ということが大部分だと感じます。そしてそれによって、無自覚なものであっても繋がりが生まれることが、はてなダイアリーキーワードの優れた点の一つだと考えます。

キーワード編集・削除について

  • id:UandUさんは、idから察するにW(ダブルユー)に思い入れがおありなのかな、と思います。それ以前に、ハロプロ関連のキーワードに問題意識を持たれるということは、ハロプロに対して思い入れがおありなのでしょう。しかし、ではハロプロ関係の全てのキーワードに対して「近い立場」におられるのでしょうか。ここでいう「近い立場」とは、そのキーワードに関わる個人に対して思い入れがあり、また自分が実際そのキーワードを使用する・そのリンクを辿るという行動をとる可能性を持っているということです。
  • 「ファン論」のようになってしまうのは好まないのですが、ハロプロの内容は多様化していて、ファンも多様化しています。もちろんはてなダイアリー内においてもそうです。ある個人が「ハロプロ全て」を対象として何かの行動を行うとき、ハロプロにまつわる全ての事柄に対して、その一つ一つに全てのファンの中で最も思い入れの強い人々(思い入れの強さを測ることなどできませんが)と同レベルの感覚を持って判断できるということは有り得ないと思います。例えば僕自身、このことを断言できるメンバーは安倍なつみさんのみです。
  • また、本来キーワードの編集・削除は「使用者」(=そのキーワード・それに関連することがらに対して思い入れが強い、造詣が深い)が主体的に行うべきものと思います。「客観的な存在価値」の判断基準も、それらの人々の主観が総合されて形成されるものです。
  • ハロプロ」という括りでキーワードについて考えること、行動することを否定はしません。ですが、その際にそのキーワードに対して「近い立場」にある人間の「感覚」は重要な判断基準として考慮していただきたいと思います。
以上の理由から、このキーワードを削除したくないと考えています。「個人的な意見」としたのは、最後に述べた「感覚」を説明するためです。また、これこそ本当に主観的なとらえ方なのですが、以上に述べた感覚と同様のものを持たれている方は少なからずいらっしゃるのではないかと、日ごろ前述の「近い立場」の方々と交流して感じています。こればかりは僕が断言するなどということはできませんが。